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「よく生きる」

自称辣腕経営者が人間や社会について淡々と語ります。代官山と港区海岸のタワマンに住んでいます。京大法学部在学中には有名予備校で講師をしていたので、外国語や教育について特に関心があります。

なぜ社会は変わらないのか

我々の社会には様々な問題点があります。

 

誰がどう考えてもおかしいような制度は当たり前のように存在しています。

 

しかし、それでもこういった制度や慣習は一向になくなりません。

 

その理由は簡単で、現状の制度で勝っている人間はなかなかその既得権益を離そうとしないからです。

 

有り体に言えば、社会のルールは勝者が決めています。

 

社会のルール(すなわち法律)を「事実上」決めているのは、言うまでもありませんが、日本の場合官僚です。

 

私はわりと受験システムや学歴とかの話をしますが、当たり前ですけど、何も盲目的に現行制度を全肯定しているわけではありません。

 

むしろ、今の日本の教育は高度経済成長的な価値観から抜けられていないとすら思っています。

 

日本のエリートの典型は官僚でしょう。

 

あらゆる分野に精通していて、どんな問題もそこそこ全部解決できるというのが「日本のエリート」の典型像です。

 

キーワードは、「処理能力」と「万能」です。

 

しかし、こういった人間像がかなり時代遅れである事は否めません。

 

社会に出たらまんべんなく何でもできるよりは1つの分野に尖った人間が10人いたほうがずっと有益なのですが、やはり日本人はどこかで東大や京大に代表されるような国立大学の出身者が「優秀」だと信じ込んでいるところがあります。

 

標語的に言えば、スペシャリストよりもゼネラリストの方が重用されるわけです。

 

こういった「優秀な人間のモデル」がかなり時代遅れになっても、学歴による新卒一括採用や学閥主義は一向になくなる気配がありませんが、理由は単純で、今の社会で上に行っている人間が現行制度の基準で勝っている人間だからです。

 

人間は自分が勝てる土俵をあえて放棄するような事は決してありません。

 

ドラゴン桜の名言じゃありませんが、結局今の社会の勝ち組というのは、とどのつまり受験教育の勝者ですから、なかなかその制度を改めようとはしないのです。

 

受験に限らず、基本的に社会のルールは現行制度で勝っている人間に都合よくできています。

 

社会が大多数の人間にとって良いものにならない理由は、端的に言えば現行制度で勝っている少数の人間が彼らの既得権益を守ろうとしているからです。

 

そしてここまで述べておいてなんですが、「だからこそ社会を皆にとって良いものに変えようぜ!」と普通なら流れていくところなんですけど、そのように流れては行きません。笑

 

私はほんとのことを言ってしまいます。

 

確かに既得権益を守るためのルールは甚だおかしいのですが、これはおそらく人間が存在してる限り変わる事はないので、個人レベルで言えば、「悪いことは言わないから、現行制度の力学を理解して、社会の仕組みが誰にとって有利かを考えて自己の利益が最大化するように行動してみて下さい」とアドバイスするほかないですね。笑

 

途中までいい話になりそうな流れでしたが、最後は意外と現実的な結論でした、、、笑