読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

「よく生きる」

自称辣腕経営者が人間や社会について淡々と語ります。代官山と港区海岸のタワマンに住んでいます。京大法学部在学中には有名予備校で講師をしていたので、外国語や教育について特に関心があります。

年収と幸福度

こないだ対数の話をしましたが、基本的に世の中には対数的な関係になってるものが非常に多いです。

 

私は「頑張って働いて年収を増やして幸せになろう」という考えに非常に懐疑的ですが、それは結局年収と幸福度の関係が対数的だからです。

 

f:id:katohaya2125:20170415221827p:image

 

私も年収250万円でお金がなくて苦しんでる人には「もうちょっと稼いだほうがいいと思いますよ」とアドバイスをするかもしれません。

 

しかし、年収で言うと400〜700万円(幅があるのは東京なのか地方なのか、独身か既婚かによって変わってくるからです)あたりから先は年収と幸福度の相関が薄くなってくるので、しゃかりきに働いて年収を増やすという考え方はあまりコストパフォーマンスが良い考え方ではありません。

 

どうせ頑張って稼いだところで、その稼ぎは「見栄張り代」にどんどん消えていきますし、悲しいことにどれだけ高価な時計や衣服を買ったところで、どれだけ高級車やタワーマンションを手に入れたところで、人間は恐ろしいことにそういった状態に「慣れる」動物ですから、全くコストパフォーマンスが良くないのです。

 

年収200万円の人と800万の人だと、4倍かどうかはともかく、かなり幸福度に差はありますが、年収1000万円と年収5000万円の幸福度なんてほとんど変わりません。

 

なせならば、年収5000万円になったらなったでそれがデフォルト状態になるわけで、幸福感が永遠に続くわけではないからです。

 

よしんば幸福度が増したところで、上のグラフを見てもらったらわかりますが、非常にその増加率は低くなります。

 

このように考えていくと、たいして頑張らないで年収をあげられる人は年収を上げるべきですが、「頑張りまくって年収を800万から2000万に上げる」ような生き方は本末転倒でしょう。

 

そういう生き方の人は永遠に「年収が2000万円から5000万円になれば余裕がある生活ができるのに」と不満を抱き続けるわけですから。

 

港区女子も一緒ですけどね。

 

ある程度から先は、「心の持ちよう」ですよ、幸福度なんて。