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「よく生きる」

自称辣腕経営者が人間や社会について淡々と語ります。代官山と港区海岸のタワマンに住んでいます。京大法学部在学中には有名予備校で講師をしていたので、外国語や教育について特に関心があります。

有名になるための必要条件

最近は電子書籍やブログなどで誰もが意見の発信をしやすくなりましたけど、その功罪として「玉石混淆」な情報が大量にウェブ上に出回っています。

 

誰もが情報発信できる時代だからこそ、皮肉なことに職歴や資格、学歴といった肩書は重要な意味を持っています。

 

信頼ある出版社から出ている本であれば、どんな人が書いているかについてそこまで精査する必要はありませんでしたが、誰でも出せる電子書籍やブログに関しては正直なところ安定感に欠けると言わざるを得ません。

 

やはり確率論として職歴や学歴がしっかりしている人が書いた本の方が圧倒的に優れているわけですから、そういった形式要件をクリアしないことには始まりません。

 

「肩書ではなく中身を見てください」と無名の人間が言いたい気持ちはわかりますが、残念ながらこれだけ市場に本やブログが出回ってる中で、「職歴も学歴もなく何者でもない人間」の本にかかずらっている暇はみんなありません。

 

食べ物などと違って文章を読むには時間がかかりますから、どうしても経済学で言うところのシグナル効果は不可欠です。

 

「姜尚中が言っている」、「養老たけしが言っている」のと職歴も学歴もない若者が書いているのでは残念ながらアピール度がまるで違います。

 

ですから、本を出版したり有名になるために「無名時代から書きまくる」という戦略は全く賢くありません。

 

そんなことをするくらいなら、有名企業に転職したり、大学の再受験なり難関資格を取得するなり、まずは「人様に見てもらえるだけのスペック」を取得する方が先決です。

 

誰も注目してもらえない状況で書きまくったところで残念ながら自己満足の域は超えません。

 

私も無名ながら電子書籍(語学書)を出していきなりアマゾン1位(分野別)が取れたり、Facebookやブログなどで1日2000件近いアクセスがあるのも

 

京大法学部出身

英検1級

元有名予備校講師

資本金9000万円の会社の代表取締役

代官山のタワーマンション在住(から推察される収入など)

といった「形式要件」がそれなりだからです。

 

私の書いてることが素晴らしいから、という「だけ」でここまで人様に読んでいただけるはずがありません。

 

合コンでも、ある程度以上の容姿ではないとまず相手にされませんから中身を知る由もありません。

 

会社のエントリシートも、当然一流企業であれば早稲田や慶応あたりが「最低条件」になります。

 

「みんな権威主義。何を言ってるかじゃなくて誰が言ってるかで判断しやがる」と、こういった形式主義を嘆く人もいますが、ちょっと「甘い」と思うんですよ。

 

だって日本だけでも何人人がいるんですかって話ですから。

 

本屋でもウェブ上でも山のようにいろいろな言説があるわけで、その中で職歴も学歴もない人間のビジネス書なんて誰も手に取りませんからね。

 

これだけ数が多い以上、ある程度肩書きで「足切り」をする事は仕方ありません。

 

また、その判断は間違っていないと思います。

 

例えば

東大卒や京大卒が書いた本100冊

日大や専修大学卒が書いた本100冊

 

の「平均値」を比べたら圧倒的に前者の方が優れています。

 

医者や弁護士が書いた本100冊

無資格者が書いた本100冊

 

の「平均値」を比べたら圧倒的に前者の方が優れています。

 

「個別」にみたら「例外」があったところで、忙しい中まさか100冊の本全て読んで個別に判断する時間があるわけがありません。

 

肩書で判断するというのは時と場合によっては全く適切なのです。

 

ですから、話は戻りますが、「有名になりたい」、「評価されたい」というのであれば、まずは自分のスペックを上げることに注力した方が良いでしょう。

 

「中身」はそれからです。