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「よく生きる」

自称辣腕経営者が人間や社会について淡々と語ります。代官山と港区海岸のタワマンに住んでいます。京大法学部在学中には有名予備校で講師をしていたので、外国語や教育について特に関心があります。

人生でどれだけお金が必要か

半分こないだの続きですが。

 

とにかくお金が欲しくて欲しくて仕方がない人が世の中には散見されます。

 

まぁ確かにお金があって困ることはないでしょうけど。

 

しかし、当たり前の話ですが、宝くじに当たったとか親がすごく金持ちとかじゃない限り、基本的に自分で稼がないとお金は手に入りませんから、お金のコストパフォーマンスについては考えるべきでしょう。(まぁ自分が働かないで旦那に働いてもらっている専業主婦なら、年収は多ければ多いと言っていいかもしれませんけど。)

 

例えば年収5000万円稼ぐのに週に100時間働くような生活は「本末転倒」です。

 

それだったら週に40時間の労働で年収800万円のほうが良いでしょう。

 

お金を稼ぐのにも人生の一番貴重な資源である「時間」を投下するわけですから、「収入は高ければ高いほど良い」といった愚かな価値観に翻弄されないことです。

 

まず大切なのは、自分が人生でやりたいことを把握することです。

 

つぎにその目標や夢がお金をかけることにより成就するのかどうか。

 

この点を把握することが大切です。

 

例えば私は、昔からサッカー選手になりたい、とか本を書きたいと思っていました。

 

また、知性と教養に溢れた人間になりたいと幼少期より思い描いていました。

 

逆に車や洋服、時計といった普通の男性が欲しがるものにはあまり興味がありません。

 

こういった嗜好を持つ私にとって、ものすごく大金が手に入ったところで人生の満足度はそこまで変わりません。

 

もちろん貧乏は嫌ですけど、一定のラインを超えたらお金は私の幸福には全く寄与しません。

 

なぜなら100億円あっても「ワールドカップのピッチに立つ」という夢は叶いませんし、知性と教養に溢れた人間になれるわけではありませんから。

 

私の人生にとって圧倒的に大切なのは、本を読み教養を身につけ、それなりに鋭いことを言って他人に褒めてもらったり喜んでもらうことです。(別に本を読んで好奇心を刺激すること自体、他者に関係なく面白いわけですが)

 

そこそこの生活が保障されていて、自分や家族の命の次に大切なものといえば、間違いなく読書や執筆です。

 

しかし、100億円あっても読書のスピードや理解力が2.5倍になる、などということはありません。

 

ものすごく高級な事務所を借りたら読書や執筆が異常なほどにはかどるという事はありません。(「ちょっとマシ」くらいですね)

 

結局のところ本を読んで理解するという私の最大の喜びの一つは、お金があったらどうにかなることではないのです。(ただし、綺麗事抜きにあまりに貧乏暇なしなら考える時間はないですから、「そこそこ」豊かである必要はありますが。)

 

ちなみに、「そこまで車や洋服、時計といった俗的な価値に興味がないのに、なぜ代官山のタワーマンションに住んでるんですか?」と聞かれるかもしれませんが、やはり家によってその人の所得や社会的地位が推し量れるという面は否定できないからです。

 

極端な話、それによって私の言説の正当性にも影響与えます。

 

あまりに貧乏な人間がお金について語っても何の説得力もないからです 。

 

繰り返しますが、私はそこまでお金がかかることに興味がありませんが、車や洋服、時計、旅行、クルーザーといった「お金さえあればできる楽しみ」が趣味であったり自分の人生の喜びの源泉の人もいるでしょう。

 

こういった人にとって、お金はすごく大切です。

 

お金がないと自分の楽しみが手に入らないからです。

 

別に私はこういった価値観を否定はしません。

 

何が楽しいかは人によって違うからです。

 

このように、人生観や自分のやりたいことによって必要なお金の量は人によって違います。

 

まず大切なのは、

 

自分は死ぬまでに何がやりたいんだろう?

 

と自問自答することです。

 

それにより必要なお金の量や働き方も見えてくるでしょう。

 

人生のやりたい事から逆算して、どうやって稼ぐか、いかに働くべきか、を考えるべきです。

 

※ちなみに、あらかじめ言っておきますが、今日のお話は割と収入や学歴がそこそこ高い人向けの話です。

 

ブラック企業で働いてる人に、このような話をしても「俺は生きるのに必死なんだ」と全く響かないでしょうから。

 

主な対象層として言えるのは、

 

そこそこ学歴が高くて、そこそこ良い企業に勤めていたりして年収はそこそこあるけど、時間がなくて何がやりたいのか分からずにさまよっているようなレイヤーの方を対象にお話をしています。

 

こういった方は、ひょっとしたら「忙しくて年収1000万円」より「そこそこ時間があって年収500万円」の方が人生の満足度が上がる可能性があるからです。

 

朝から晩まで働いて年収200万円の人にはあまり響かないであろう事はあらかじめ断っておきます。

 

今の日本の経済状況を考えると、残念ながら「お金も時間もない」人がほとんどでしょうから。。。