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「よく生きる」

自称辣腕経営者が人間や社会について淡々と語ります。代官山と港区海岸のタワマンに住んでいます。京大法学部在学中には有名予備校で講師をしていたので、外国語や教育について特に関心があります。

インフレ化

これだけネット上の情報や書籍の数が増えているのに我々がロクに賢くなっていないところをみると、結局情報も貨幣と一緒で、量が増すとそれに対する「貴重さ」が薄れ、情報がインフレ化するのでしょう。
私もブログで垂れ流すような言説を量産してますが、紙が貴重だった時代なら、もっと一言一句精査するでしょう。
飛脚の時代の手紙なんて、死ぬほど要点を絞って死ぬほど力を込めて書いたと思います。
それに対して我々の時代はエクリチュールがインフレ化していますね。
ひょっとしたらこれは我々の人生にも当てはまるかもしれません。
メメントモリ、のような真摯な気持ちを先進国に生きている我々はなかなか実感できません。
それは生がインフレ化してるからです。
われわれはあらゆるものがインフレ化し、「意味」というものに対して真摯ではない時代に生きていると言えそうです。
だからこそわれわれは欲に塗れる生き方しかできないのです。