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「よく生きる」

自称辣腕経営者が人間や社会について淡々と語ります。代官山と港区海岸のタワマンに住んでいます。京大法学部在学中には有名予備校で講師をしていたので、外国語や教育について特に関心があります。

職住近接というドグマ

私の投稿のようにくだらない『プレジデント』ですが、プレジデントの特集で「年収2,000万円以上の人は職場の近くに住んでいる」というアンケートを拝見しました。

このアンケートの含意として「収入を上げたければ職場の近くに住みなさい」ということをほのめかしているわけですが、ちょっと違いますよね。

これは典型的な「因果関係の逆転パターン」ですよね。

「職場の近くに住むから年収が上がる」のではなく、「年収が高いから職場の近くに住める」が正しい因果関係ではないでしょうか?

そもそも大企業の本社があるような場所の近くに住めるということが所得が高いということです。

千代田区、港区、中央区と言った場所に住めるのは所得が高いということ。

これと似たような論理ミスとして
「子供をバスケ部やサッカー部に入れるとスクールカーストが上がる」というアドバイス
があります。

しかし、それはちょっと間違いで、「バスケやサッカーをやるからスクールカーストが上がる」のではなく、「スクールカーストが高いやつがバスケやサッカーをやる」のです。

因果関係が逆です。

「相関関係と因果関係の混同」にやや近いパターンですが、因果関係の逆転もよくあるパターンですね。