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「よく生きる」

自称辣腕経営者が人間や社会について淡々と語ります。代官山と港区海岸のタワマンに住んでいます。京大法学部在学中には有名予備校で講師をしていたので、外国語や教育について特に関心があります。

テストの能力とは誠実さ

何の縁かわかりませんが、私はTOEICの先生の友達が多いのですけど、みなさんはキムデギュンさんをご存知でしょうか?

キムデギュン先生がインタビューで語っていたことで非常に強く同意したことですが、ペーパーテストの試験は頭の良さではなく誠実さをはかっています。

特に語学などは、原理的に難しいことなど何一つなく、ひたすら修行のように勉強すれば必ずできるようになります。

「試験偏重」も問題ですが、「試験軽視」でおべんちゃらがうまい輩がAOに通るぐらいだったら、やはり最低限はペーパーテストの基準を作ったほうがいいでしょう。

本当にそこで学びたい「誠実さ」があるならあらゆる資源を投入してちゃんと準備をしてくるはずです。

資格試験も公務員試験も、業務としての能力もはかっているでしょうけど、何よりも大切なのはへこたれないメンタリティーです。

特に公務員試験などが図っている能力は「誠実さ」のみと言ってもいいと思います。

大学入試も、私立大文系の試験などは、究極的に言えば以下のようなミッションが課されてるということです。

「来年の2月までに単語3,000コ覚えて、世界史用語集全部覚えてきてくださいね。それで皆さんのうちの学校にどれだけ来たいかの熱意と誠実さを判断しますから」

こういうことです。

よほど高度なレベルにならない限り究極的に試験が問うているのは真面目さと誠実さです。

頭の良さやIQを図りたいならIQテストをすればいいわけですから、なぜIQテストではなくああいった試験が課されるのか、ちょっと考えてみたらいいでしょう。

企業が新卒でブランド大学の学生が欲しいのはまさに「真面目さと誠実さ」が彼らにあるからです。

もちろん生まれ持った能力や家庭環境の問題などもありますから、個人レベルで完全に当てはまらないかもしれませんが、平均的にはペーパーテストの能力=誠実さ、といって差し支えないでしょう。