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「よく生きる」

自称辣腕経営者が人間や社会について淡々と語ります。代官山と港区海岸のタワマンに住んでいます。京大法学部在学中には有名予備校で講師をしていたので、外国語や教育について特に関心があります。

果たしてまともな仕事なんてあるのか

私は常々ネガティブなこと言いますが、とりわけ東京の仕事に関してはどうしても悲観的に考えざるをえません。

こないだマルチ商法の手法について投稿しましたが、全く一緒とまでは言いませんけど、東京の第三次産業は究極的には「消費者の不安を煽っていらないものを買わせている」という意味で少なからずマルチやネットワークビジネスと類似していると言えます。

ほとんどの商品は別になくてもいいものなのですが、無理矢理欲望を刺激して買わせよう、というのが先進国のビジネスです。

だいたい「広告」や「営業」なんて究極的にはおかしくないですか?

本当に必要なら消費者からにんじんを買ったりトイレットペーパーを買ったりするわけです。

日常的に本当に必要なものに関してインターネット検索をしたり広告や営業が必要なものなどほとんどありません。

つまり我々が購入しているほとんどのものは本来的に不要なものなのです。

(これに対して予想される反論がありますがそれは省略させていただきます)

化粧品だって婚活だって予備校だって最終的にはみんなを幸せにはできない職種です。

なぜなら、こういった業界は圧倒的に多数の人が相対評価で低いところに甘んじてくれているから成り立っているからです。

運転免許に合格するように誰でも試験に合格するなら予備校の存在意義はありません。

旧帝大医学部、東大京大早稲田慶応レベルをクリアできる受験生は18歳人口の3%程度です。

代ゼミも東進ハイスクールも開成や灘などの進学校の生徒に「タダ券」を配布し、その一方でできない生徒から大量のお金を巻き上げます。

そこで実績を作って遺伝的に劣っている大量の生徒に「君たちもうちの予備校で努力すればワセダ行けるぞ! そしてワセダに行けば人生ウハウハだぞ!いつやるの?今でしょ!」と騙してるわけです。

「君たちのほとんどは不合格になるし早稲田や慶応に行けるのは一部の秀才だけだ。君たちのほとんどはATMだ、お金よろしく!夏期講習もいっぱいとってね!」なんて本当の事は決して言いません。

これが社会というものです。

婚活も化粧品も究極的にそれによって幸せになれる人間は極めて限られてるわけです。

なぜなら婚活をするような人間が望むような結婚(人からの承認を目的とした結婚)で幸せになれる人や化粧品によってきれいになって相対的に得をする人間は同じく5%程度しかないからです。

このように考えていくと、私は農業漁業飲食業、医者、小中の教師、公務員、メーカーといったごくごく限られた人しか「まっとうな商売」をやっていると言えないのではないかと思ってしまいます。

まぁ、これですら細かいツッコミを入れてくと、食品メーカーだって発展途上国の人間を搾取してるからチョコレートを100円で売れるわけですし、飲食店の人も究極的には搾取によって手に入れた安い輸入食材を使って商売をしているわけですし、究極的にまともな商売なんてどこにあるのかと思ってしまいますね。

「仕事で社会貢献できて幸せ」と自分で思い込める人間が私は羨ましくてしょうがないです。

本当の社会の姿を知らずに表面的な現象だけを見ていれば幸せにふけることができるからです。

知らなくても良いことに気づいてしまうというのも不幸なものです。