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「よく生きる」

自称辣腕経営者が人間や社会について淡々と語ります。代官山と港区海岸のタワマンに住んでいます。京大法学部在学中には有名予備校で講師をしていたので、外国語や教育について特に関心があります。

世代間の公平

「世代間の公平」って環境問題や年金の議論などでよく出てくる言葉ですけど、「公平」って時間軸をずらせるものなんでしょうか?
「公平」ってあくまでもかなり狭い範囲の同時代の共同体の内部での話なのではないでしょうか?

例えば私は70年前に生まれていたら戦争に行っていたかもしれませんが、幸いにも「たまたま」戦後に生まれたことによりその不幸を回避することができました。

同じように戦国時代や春秋戦国時代にあそこの国に生まれていたら同じように戦争に行く運命でした
が、幸運にもそうならずに済みました。

500年前にたまたま生まれていたらスマホもパソコンもありませんでしたが、今生まれてきている人間であれば誰だってスマホもパソコンも手に入るわけです。

見方によっては全然「公平」ではありませんが、人生とはそういうものなのです。

人間は生まれてくる時代も場所も選べず、親も身長も顔も生まれ持った頭も何一つ選べません。

「選択の自由」、「自由な選択」など幻想です。

そもそも人間や人生というものは不条理に満ちているわけです。

様々な不条理を受け入れるのが人間というもので、「世代間の公平」などそもそもありえないと思った方が良いでしょう。

ただただ運がいいこと、悪いことが人生には山ほどあるわけですから。