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「よく生きる」

自称辣腕経営者が人間や社会について淡々と語ります。代官山と港区海岸のタワマンに住んでいます。京大法学部在学中には有名予備校で講師をしていたので、外国語や教育について特に関心があります。

加藤はそんなくだらない話ばっかりしやがる

「嫌いな人間は自分の鏡」という話を何度かしました。

 
本当は嫌っている自分の嫌なところを他人が持っていると、非常にムカつくのです。
 
ご存知の通り、ワタクシはカーストやマウンティングといった人間心理の闇や現代社会の病理についてメスを入れる切れ味鋭い(ネタです)投稿で日経新聞やプレジデントにも取り上げられている
 
・・などということは決してなく、ウサギ小屋のような狭く薄暗い部屋でニヤニヤしながらブログの投稿を書いてるわけですが、人によっては「また、加藤がこんなこと言ってるよ」と呆れている方もいらっしゃるでしょう。
 
しかし、130%の精度を持って断言しますが、「加藤はまたそんな話ばっかりしてるよ」、「加藤は性格悪いなぁ」ともしあなたが思ったとしたら、あなたは本質的にはマウンティングやカーストといったいやらしい話が深層心理のレベルでは大好きな人です。
 
しかし、こういったトピックは社会的に「下ネタ」のような扱いですから、やはりどこかで否定したい自分もいるのです。
 
そのアンビバレントな感情の発露が「またそんな話ばっかりして〜」という発言につながるわけです。
 
例えば私がザリガニやハンドボールの話ばっかり延々としていても、「加藤はザリガニ(ハンドボール)の話ばっかりしてるよ」とはならんわけです。
 
「へー、ザリガニ好きなんだ」としかならんのです。
 
しかし、カースト、年収、総合商社、専業主婦、婚活、学歴、タワーマンション、といったいかにもなテーマに言及すると、「うわぁ、こいつこんなんばっか言うてはるわ(なぜか関西弁)」となるわけですが、それは結局のところみんなが深層心理でかなり気にしてるネタだからです。
 
ちょっと前に、とある尊敬する経営者の方に「あの彼女と別れたのは、彼女がちょっと人のことを馬鹿にしたようなところがあるからなんだ」と言われましたけど、これも結局のところその経営者の方自身が人を馬鹿にしたようなところがきっとあるからなんでしょう。
 
人間とはアンビバレントなもので、他人を馬鹿にするような人間ほど自分以外の第三者が同じようなことをしていると嫌悪感を感じるのです。
 
また私が尊敬するとある先生が、「私は最近人の目なんて全然気にしないんですよ」と言っていましたが、本当に人の目を気にしない人はわざわざ「人の目を気にしない」とすら言いません。
 
そんなことを言っているその先生もホームページのプロフィールを見てみたら、最終学歴(院のみ)しか書いてなかったりして、やはり腹の底では死ぬほど「人の目」を気にしてるわけです。
 
「嫌いな人は自分の鏡」。
 
私の投稿がちょっと鼻につく人ほど、実はいやらしい話が大好きな人なのです。