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「よく生きる」

自称辣腕経営者が人間や社会について淡々と語ります。代官山と港区海岸のタワマンに住んでいます。京大法学部在学中には有名予備校で講師をしていたので、外国語や教育について特に関心があります。

人生一寸先は闇

日本の場合、事実上22歳で生涯賃金が決まることが多いので、銘柄企業に就職を決めた学生は「我が物顔」という表現がぴったりなほどに意気揚々としています。

しかし、勘違いしてはいけませんが、「30年後の日本」などどうなっているかわからないのです。

1980年や90年の「大学生が就職したい人気企業」を見ていると、笑っちゃいますよね。

「その会社、そもそもないじゃん」みたいな。笑

人は未来が現在の延長線上にあると思っていますが、残念ながら20年後30年後などには根本的なパラダイムや前提が変わってるかもしれません。

『バブルへgo』という映画でタイムマシンで未来からやってきた少女(広末涼子)が長銀への就職を決めた意気揚々としている大学生(劇団ひとり)に「その会社もう潰れるから」と伝えたら、「長銀が潰れる? んなわけねーじゃん」と鼻で笑っていましたが、数年したら長銀が潰れていたというのはその時から見ると「未来人」である我々から見ると「自明すぎる事実」でしかないわけです。

タイムマシンで1995年頃に行き、法学部の学生に向かって「2017年には年収300万円位の弁護士やノキ弁と呼ばれる給料すらない新米弁護士が現れている」と伝えても、「何をバカな、司法試験に受かったら一生安泰に決まってるじゃないか」と鼻で笑われるでしょうが、ノキ弁も「年収300万円の弁護士」も事実です。(まぁ、私の周りを見ていると弁護士も二極化をしているだけで、稼いでる人は稼いでるわけですが)

人は現在から未来を予測しますが、20年後30年後に社会がどうなっているかなど、誰にも絶対わかりません。

上の長銀や弁護士の話が「未来から見ると真実だけど、その当時の人は疑っていた」ように、「我々が宗教のように信じ込んでいるけれども未来の人間からしてみたら荒唐無稽なこと」もおそらくたくさんあるのではないでしょうか?

科学史であれば、天動説・地動説とかも好例ですね。

銘柄企業に就職したり、そういった人間と結婚したから「一生安泰」という発想は危険と言わざるを得ないでしょう。

私も20年後にニートやホームレスになっているかもしれないわけですしねぇ、、、