読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

「よく生きる」

自称辣腕経営者が人間や社会について淡々と語ります。代官山と港区海岸のタワマンに住んでいます。京大法学部在学中には有名予備校で講師をしていたので、外国語や教育について特に関心があります。

関係について

よく「関係ない」と言う人がいます。「物質的な充足と幸福に関係はない」、「学業成績は仕事のパフォーマンスに関係ない」、「何かのデカさは女性を気持ちよくするのに関係ない」、「男は顔なんて関係ない」etc

しかし、言葉は正確に使わないといけません。

「正比例ではない」
「高い相関がある」
「全く相関がない」

一口に「関係」と言いましてもいろいろありまして、世の中の人を見ているとすごく多い議論が「正比例ではない」ことをもってして「相関がない(関係がない)」と言い放つケースです。

「アイツは学業成績は優秀だけど仕事ができない。だから、学業成績なんて仕事に関係ない」といった言説です。

おそらく、これらの関係は正比例ではないでしょう。

しかし、だからといって全く関係ないはずもないです。

所得と幸福度の議論もそうでしょう。

「正比例ではない」から「関係がない」ということにはなりません。

それから、ほとんどの日本人は、「対数」という概念を理解していません。

「学業成績と仕事のパフォーマンスにどこまで相関があるか?」とよく問われますが、基礎的の読み書きや計算すらままならないレベルであればおそらくホワイトカラーの仕事はできません。

そういった意味では学業と仕事に高い相関がありますが、すごく学業優秀な人同士の学業のわずかな差が仕事に影響があるとも思えません。

所得と幸福度もそうです。

東京で年収200万円と1000万円では幸福度にかなり差がある気がしますが、1000万円と3000万円の差はほぼ関係ないでしょう。

これも二者の関係が対数的だからです。

やはりおかしな議論をしないためにも日本人は論理学や統計学の基本くらいは抑えておくべきですね。(あ、マウンティングか、、、)