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「よく生きる」

自称辣腕経営者が人間や社会について淡々と語ります。代官山と港区海岸のタワマンに住んでいます。京大法学部在学中には有名予備校で講師をしていたので、外国語や教育について特に関心があります。

toeic批判と同じように入試問題も批判してみたらいい

ビジネスパーソンであれば誰もが受けたことがあるTOEICですが、「TOEICでは英語力は測れない」というありきたりな反論があります。

しかし、では英検なら測れるのか?

トフルなら測れるのか?

そもそも英語力とは何なのか?

ことTOEICに関しては「意見」を言う人がかなりいますが、なぜか同じ調子で医学部や東大とか京大を批判する人はあまりいないんですよね。

でも、本来試験なんていうのは人間の能力の一部を図っているに過ぎませんし、だいたいそもそも試験問題なんて誰かが作ってるわけですから「そもそもその試験はいい問題なのか?」は問われるべきなのです。

しかし、TOEICと同じ調子で、東大や早慶などの試験問題を批判したり、当然その試験をクリアした東大卒や早慶卒などの「知的能力」だって「こういう能力は意外とたいしたことないよね」みたいに批判してもいいと思うのですが、日本社会では学歴という社会的権威はどうやら水戸黄門の印籠のような存在なのでしょう。

誰も根源的な批判はできてません。

皆さんはそこに関してはかなり権威に弱いと思います。

特に文系に関しては、私はどこの一流大学の試験問題もあまり良い問題だとは評価していません。(基本的に問と答は予め決まってますから)

「批判能力(リテラシー)」や「問いを設定する能力」という21世紀に最も必要な力が計測できないからです。

ただ、そうは言っても東大や京大、一橋あたりの問題はそこまで悪いとも思いませんから、65点くらいはくれてやろうと思います。

試験問題自体に点数をつけてあげることも「メタレベル」の能力として面白いのではないでしょうか。

ちなみにTOEICだって別に言われてるほど悪い試験ではないですよ。

「英語力」ってなかなか多義的ですからね、そもそも。

生意気なようですけど、別に試験問題など偉い先生と言えど所詮人間が作ってるもんですから、別に完璧なはずもありませんし、どんどん批判してもいいと思いますけど。

TOEIC批判同様、別に東大の入試問題ですら批判されるべきです。

ちなみに個人的には、私は東大の推薦入試や京大の特色入試は極めて面白いと思っています。

あれこそ21世紀の理想的な問題だと私は感じますね。

あの問題を解ける人間が3000人もいるわけないんだろうという諦念はありますが。笑

「権威を疑ってみる」、「問を自ら設定してみる」、こういった能力は21世紀には極めて重要です。