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「よく生きる」

自称辣腕経営者が人間や社会について淡々と語ります。代官山と港区海岸のタワマンに住んでいます。京大法学部在学中には有名予備校で講師をしていたので、外国語や教育について特に関心があります。

「勉強は一生続く」

いま受験シーズンの真っ最中です。

受験生の中には「これで勉強が終わる、勉強から解放される」と思ってる人もいるでしょうが、これはとんでもない勘違いです。

少なくともスポーツや芸術、役者などの才能がなく仕方なく勉強の道に進んでしまった以上、「勉強は一生続く」と心得ないといけません。

大谷選手のような球が投げられなくて、亀田兄弟のようなパンチ力もなく、福山雅治のような顔面がない以上、人並みに幸せになるために勉強することは宿命だと思った方が良いでしょう。

ホワイトカラーの人生を選択した以上、勉強は一生続きます。

メーカーに行けば新しい技術について学び続けないといけません。

法律家や会計士になっても新しい法律や会計基準等について学び続けないといけません。

医者や薬剤師になっても、最新の医療や薬剤について学び続けないといけません。

(というか、厳密にはホワイトカラーじゃなくてもその分野なりの勉強はどんな人間でも絶対に必要です。

野球選手なら野球の勉強を、ソムリエならワインの勉強をし続けないといけません)

私も零細企業の経営者として、経済や経営、哲学、会社法や労働法、英会話、TOEICなど常に勉強していますが、外に才能がなくこういった道を選んでしまった以上これはカルマというか宿命だと思っています。

メッシみたいにサッカーがうまかったらこんなことする必要ないのにな、とたまに嘆きますが、自分の器と自分の人生を引き受けて諦めています。

中高生に私が言いたいのは、受験勉強などゴールでも何でもなく、「一生勉強し続けるための基礎体力作り程度」に思った方が良いでしょう。

勉強というのは面白いもので、一つのことをマスターすると別のことをマスターするのに格段にスピードが上がります。

社会人になってマーケティングを勉強する時も簿記を勉強する時も、やはり基礎学力がある人間の方が圧倒的に学ぶ速度が速いのです。

TOEICや英会話でも、やはり基礎にあるのは中高の英文法です。

どうも日本人は(それ以外に基準がないから仕方ない面もありますが)、18歳の試験のパフォーマンスがその人の「知力」だと思っている節がありますけど、18歳からどれだけ学べるかの方がずっと重要性が高いでしょう。(18歳からの伸びを支えるのは18歳までの勉強なんですけど)

そういった意味で、中高生にとって大切なのは目先の試験で結果を出すよりも「学ぶことって面白いな」という実感を得られることでしょう。

学ぶことの面白さに気づき、自分なりの勉強スタイルが身に付けば自然と「一生学び続けられる人間」になりますから、そういった意味で、中高生の勉強はただ単に目先の試験で結果を出すということにとどまらない含意があるように思います。

深夜に経済数学の勉強をしながらふと思ったことでした。笑