読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

「よく生きる」

自称辣腕経営者が人間や社会について淡々と語ります。代官山と港区海岸のタワマンに住んでいます。京大法学部在学中には有名予備校で講師をしていたので、外国語や教育について特に関心があります。

『普通』というマウンティング

テレビ番組にとある友人が出演していました。(素人代表として)

その話を聞いてみたら「出たくなかったんだけど、どうしても出てくれっていうから出たの」と言っていました。

いや、絶対に嘘でしょ。笑

「出たくて出たくてしかたなくて出た」というのが実情でしょう。

このような「頼まれたから仕方なくマウンティング」、「別に普通だよマウンティング」という類型を私は今日作り上げました。

「いやさぁ、別にゴールドマンとか興味なかったんだけど、エージェントがうるさいから仕方なくさぁ」というマウンティングがその典型です。

「いやさぁ、別に医者とか興味なかったんだけど、まぁ俺の成績ならそうなっちゃうよね」とかもその類型です。

とある経済のベストセラー本の著者にお会いしたら「別に俺は本なんて書きたくなかったんだよ、出版社に頼まれたから仕方なくな」とのたまっていましたけど、「うそつけや」と内心笑っていました。

本を書くなんて自己顕示欲以外の何物でもありません。笑

「別に普通だよマウンティング」も似ています。

「何か秘訣を教えてください!?」
「いや、特別な事はしていません。皆様と同じように普通にしてるだけです」

「すごいきれいな肌ですね、健康の秘訣は?」
「いや特別なことはしていません普通に健康なものを食べて洗顔をしてるだけですよ」

「どうしてそんな成績が上がったんですか?」
「普通に教科書を読んでいただけですよ。教科書にすべて本質は書いてあります」

「どうしてそんなに利益を上げられるんですか?」
「ごくごく普通にお客様が満足するサービスを提供しているまでです」

「俺は別に困ってないから」、「俺は別に普通のことしかしてないから」というマウンティングです。

本当は「嬉しくて嬉しくて仕方ない」のにそれを「普通だよね、そんなの」と斜に構えて、「俺はそんなので喜んでる次元ではない」マウンティングをしているわけです。

こういったマウンティングが滑稽なのは、自分ではかっこつけてるつもりでもある程度頭の良い人間には全てその感情が見透かされている点です。

別に素直に喜べばいいんじゃないですか?笑

私もメディアに出ていた時、出たくて出たくてしかたなくて、オファーが来たら真っ先に飛びつきましたけど、別に出たかったからいいじゃないですか。笑

「いや頼まれちゃったから仕方なくさぁ」なんてウソですわ。

私もたしかに頼まれましたけど、どっちかっていうとこっちの方が前のめりでしたし、それが本音でしょう。笑

健全な承認欲求は認めた方がダサくないですよ、ええ。