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「よく生きる」

自称辣腕経営者が人間や社会について淡々と語ります。代官山と港区海岸のタワマンに住んでいます。京大法学部在学中には有名予備校で講師をしていたので、外国語や教育について特に関心があります。

『正しい方法を知らないだけ』は本当か?

よく社会人向けの仕事術、起業や勉強のハウツー本などで「才能なんて関係ない、正しい方法を知っているかどうかだよ」と書かれています。

今日たまたま時田氏が書いたハウツー本を拝見して似たようなことが書かれていましたが、「正しい方法を知らないだけ」という言説ははっきり言って「ウソ」です。

よく起業したいという若者にアドバイスを求められたりしますが、ちょっと話してるだけで適性はすぐに分かります。

仕事にせよ勉強にせよ、ある程度先天的な能力があれば自然と正しい方法は感覚的にわかります。

逆に、悲しいですが、先天的な能力が低い方は、そもそも感覚的に正しい方法がわからないという時点でその分野の適性がないのです。(これに関して「方法論」派の人間は「不都合な真実」だから無意識的に考えないようにしてるのか、または単純に気づいてないのかわかりませんが、いかんせん間違っています。)

ビジネスのハウツー本で私が読んでいて感動した方法論など一つもありません。

「普通に考えたらそれくらいわかるよな」と思える事しか書いてありません。

逆に言えばこれだけハウツー本が溢れてるという事は、ほとんどの人はビジネスの才能がないということです。(自分を棚に上げて言いますが)

「あなたは間違っていない、能力が低いわけでもない。ただ正しいやり方を知らないだけです」というフレーズは藁にもすがりたい困ってる人間から見ると魅力的ですが、はっきり言って嘘ですね。

ビリギャルのあの怪しい先生も「最初からできない人なんて決まっていません、指導者次第なのです」と言っていますが、これも同様に嘘です。

ビリギャルを信じて同じことができる人間がどれだけいるでしょうか?

『言ってはいけない』にも書かれていましたが、あらゆることは遺伝で決まっています。

「藁をもすがる」弱い人間に希望を持たせて、夢破れて失望させる「成功法伝授ビジネス」は社会的害悪であります。

私は冷たいことを言ってるようでむしろ逆のつもりです。

これ以上困ってる人につけ込むようなビジネスはやめてくれ、と言いたいわけです。(が、なかなかなくならないでしょうけど)