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「よく生きる」

自称辣腕経営者が人間や社会について淡々と語ります。代官山と港区海岸のタワマンに住んでいます。京大法学部在学中には有名予備校で講師をしていたので、外国語や教育について特に関心があります。

「見た目で判断するな」?

「金八先生に出てきそうなセリフですが」

テレビドラマなどで、よく金髪にピアスの不良たちが、「見た目で判断するなよ。大人や教師は見た目だけで俺たちを判断しやがる。社会なんかくそくらえ」と言います。

しかし、考えてみたらこの不良たちのロジックもなかなか不思議です。

本当に見た目で判断されることに価値を見出していないならばそもそも金髪にしたりピアスをしたりする必要すらありません。

やはりそこは「ちょっと粋がっている自分アピール」の趣旨で金髪やピアスをしてる訳でしょう。

であれば、それによる利益を享受しているわけですから、その不利益も受け入れないといけません。

大学生もキャンパス内や合コンで金髪や茶髪の旨味を享受してるわけですから、バイト先で金髪や茶髪を指摘されて「見た目で判断するな」はちょっとダブルスタンダードですよね。

金髪やピアスはちょっと大げさに言えばやはり反社会的なのです。

それが日本社会の規範というものです。

私も若い時は体育会系でしたからイキがっていましたが、今から考えると「マウンティング」や「肥大化した自我」、「高い意識」に手足が生えた妖怪だったわけですね。笑

髪型や洋服は「この人はこう見られたい」という意思表示だと私は思っています。

おじさんだけど若い格好したり。

不良高校生が金髪にピアスだったり。

全身古着で揃えてみたり。

etc

そこはどれだけ「好きな格好してるだけだよ、人なんて関係ないんだよ」と威勢を張ってもかたわら痛いですね。

やはり「そう見られたいからそんな格好してるんだね」と他人から思われても何も文句は言えないはずです。

見た目はその人を表してると思いませんが、「この人はこのように見られたいのだな」という意思表示を推定することはできます。

見た目だけで人を判断することは、やはりそれなりに合理的だと私は思います。