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「よく生きる」

自称辣腕経営者が人間や社会について淡々と語ります。代官山と港区海岸のタワマンに住んでいます。京大法学部在学中には有名予備校で講師をしていたので、外国語や教育について特に関心があります。

他者に対する寛容

人間は歳をとるにつれて、どんどん自分の人生を肯定するように考えます。

そして自分の人生観に合わない人間を強く否定したくなります。

頭ではわかっていても、なかなか他者に寛容になれないのは宗教戦争の歴史が示すところです。

本来他人を害することがなければ別に彼らがどう振る舞っても自由だと思うのですが、それでも自分の意見や人生観を人に押し付けたいというジコチューな考えをわれわれは少なからず持っています。

例えば専業主婦についてぼろくそに言う女性がいます。

そういう方は、本当は専業主婦になりたかったのに旦那の稼ぎが悪いから専業主婦になれなかったのでしょう。

惨めにスーパーでレジ打ちをする自分の人生を肯定したいがゆえに、専業主婦を攻撃しないわけにはいかないのです。

具体的な迷惑はかかっていないのに「旦那に食べさせてもらってる無職のくせに」などと専業主婦にわざわざ言ってしまうのは「不寛容」ですが、どうしても自分を肯定するために無意識にそういったことを言ってしまうんでしょう。

要は「酸っぱいブドウ」ですね。

私もついつい自分の人生観に合わない人間をこのブログでも否定したりしてしまいますが、考えてみれば私に具体的な害悪がないのにことさら否定するのもおかしな話ですね。(反省)

「それは個人の自由でしょう」という発言をマイナスの思考停止フレーズと捉える人がいます。

確かに政治的な見解などに関してはそうかもしれませんが、他者に迷惑がかからない個人的な領域に関しては「それは個人の自由でしょう」、「人の勝手でしょう」で何も問題ありません。

他者に対する寛容。

言わやすし行うは難しですが、少しずつ実践したいものですね。