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「よく生きる」

自称辣腕経営者が人間や社会について淡々と語ります。代官山と港区海岸のタワマンに住んでいます。京大法学部在学中には有名予備校で講師をしていたので、外国語や教育について特に関心があります。

ダイエットと英語の共通

ダイエット業界と英語業界というのは色々な意味で似ている特徴持っている業界です。

「糖質ダイエット」は素晴らしく効果があると言われています。しかし、流行り始めてから5年ほど経ちますが、ぶっちゃけた話、周りを見ていてたいして日本人の体型変わってない気がしませんか?

糖質ダイエットは気休めでしかない、というか所詮トータルでのカロリー量がまずあった上での話ですよね。

ご飯だけ半分に減らしても、好きなだけ肉を食べてしまったら、結局のところ太りますよ。笑

糖質ダイエットが医学的に明らかに効果がある方法であれば、糖質ダイエットで全然痩せないおじさんおばさんがここまでいる事の説明がつきません。

「ちょっと効果がある」程度であり、所詮魔法のような方法論はありません。

あと、このFacebookのお友達にも語学関係の仕事をされてる方もいらっしゃるので非常にいいにくいホントの話なのですがw、これだけ動画も本もあるというのに、日本人は相変わらずさっぱり英語ができません。笑

結局魔法のような方法論など存在しないのです。

語学なんて最終的には自助努力が98%ですから。

いい参考書やいい講義なんて、糖質ダイエットと一緒で、めちゃくちゃ努力するのが大前提の、「最後のピース」ですよ。

「小学校から英語をやるべきか」、「4技能をどうするべきか」など英語業界の方は熱く議論してますが、正直私は「どうでもよくね?」と思っています。

本気で必要なら誰だって語学なんでできるようになりますから。

日本にいて英語がそもそも必要じゃないから上達しないだけですから。

そもそもサバイバルのレベルで必要じゃないものですから、どうやってもできるようになるわけないんですよ。

制度をちょっといじったって本質的には何も変わりません。

「何とかサプリ」の講師が「英文法に丸暗記は不要です。私のやり方で日本人の英語力は向上します」みたいな大言壮語を言ってますが、正直な話、講師の力なんて実力アップをする上でそこまで大きくないです。

単語を暗記する作業と多読・音読する作業だけは、講師は絶対に代われないですから。(そしてこの作業は語学の勉強の98%で授業なんて2%程度の重みでしょう)

ダイエットと英語にはちょっと共通していることがあります。

それは、「原理的には何一つ難しくない」ということです。

実行するのが難しいだけで、ダイエットなんて原理的にはすごく簡単です。

「食べる量を減らして運動すればいい」

インプットとアウトプットをそれぞれ増減させれば原理的には必ず痩せます。

しかし、それを実行するのが難しいから何とかダイエットというのが後を絶たないわけで、別に原理的には何一つ難しくないでしょう。

英語も全く一緒です。

語学なんて原理的には何一つ難しくないでしょう。

「英文法を正確に理解して、単語を死ぬほど覚えて、死ぬほど読みまくって聞きまくって音読して、最後にライティングやスピーキングでアウトプット」すれば絶対にできるようになります。

ちょっとこれは極論ですけど、様々な英語学習法の本が出てますが、まぁはっきり言って3冊も読めば十分ですね。

皆さんができない理由は方法論ではなく、「ただ単に勉強してないだけ」です。

ダイエットと同じくらい理由はシンプルですから。

これは出版社を中傷する趣旨ではないですが、正直TOEICの参考書とか、もうこれ以上出版される必要ないと思います。

公式問題集とあと数冊の本を100回繰り返してスミからスミまで完璧にしたら、それだけで900点はいきます。

毎月のように新しい本が出ますが、本質的には何一つ新しい本などありません。

英語もダイエットも環境問題や原発問題のような、「原理的な難しさ」は全くないにもかかわらず、目標達成できない人が大半で、かつ永遠にそれをやりたいと言う人が後を絶たないわけです。

しかし、これらの業界の「究極的なアポリア」があるのですが、本当にみんなが目標達成してしまったら業界は潰れるということです。

究極のダイエット法や究極の英語勉強法がないからこそ、こういった業界は永遠に存在してるわけです。

本当は個人が努力するしか方法はないのに、さも「魔法のような方法」があるかのように大衆を扇動しながら、そして究極的にできる方法が見つからないからこそ業界が存続するという究極のジレンマ
を抱えながら、これらの業界は大衆を飼い馴らすように続いていくのでしょうね。

※個別の英語教師やダイエット業界の方を中傷する趣旨ではないので、念のため。原理的な考察です。