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「よく生きる」

自称辣腕経営者が人間や社会について淡々と語ります。代官山と港区海岸のタワマンに住んでいます。京大法学部在学中には有名予備校で講師をしていたので、外国語や教育について特に関心があります。

カジノは人の不幸を踏み台にしている、という浅い言説

カジノ法案に関して、「カジノでは負けた人間の掛け金が利益になる。人の不幸を踏み台にしていいのか!」という意見があるそうです。

しかし私は、こういうことを言う人を途方もなく浅いというか、なんて幸せな人生を歩んできた人なんだろう、とちょっと呆れてしまいます。

誤解を恐れずに言えば、私の今やってる投資業や競走馬育成ビジネスも昔関わっていた受験産業も、大概のビジネスは「他人の不幸」を踏み台にしています。

株だってゼロサムですから、得してる人間の裏側には必ず損している人間がいます。

飲食店だって、まずい店があるからうまい店が相対的に引き立ち繁盛するわけです。

受験産業も「大量の不合格者」がいるから成り立っています。

運転免許なみに「みんなが受かる(=みんな幸せ)」試験ならばそもそもビジネスになっていないからです。

ユニクロだって中国の貧民を搾取してるから利益を上げられ、かつ我々は安い品物を手に入れているわけです。

他人の不幸を踏み台にしていないなんて言えません。

小学生の徒競走だって、負けた生徒を踏み台にして勝った生徒やその親は目立って優越感を感じることができるわけじゃないですか。

資本主義という競争社会である限り、少なからずあらゆる利益は人の不幸を踏み台にしていると言えませんか?

ちなみに私はカジノに関して賛成ではありません。

ただ、それはさておき「反対の理由」についてちょっと違和感を感じただけです。