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「よく生きる」

自称辣腕経営者が人間や社会について淡々と語ります。代官山と港区海岸のタワマンに住んでいます。京大法学部在学中には有名予備校で講師をしていたので、外国語や教育について特に関心があります。

人間の量や数の感じ方

食べ歩きが趣味の私が「自分は人生でいくら外食に費やしんだろう」と振り返ってみると、おそらく千葉か埼玉で一軒家が買えるくらいは楽に費やしてると思います。

しかし、1日あたりで言えばせいぜい平均7,000円位でしょう。
(友人との飲み代含め)

1日7000円でも年間で約250万円、10年で2500万円です。

全く別スケールの事でも、「2500万円」と「7000円」をある種「素点」のように計算してしまうのが面白いですよね。

不思議なもので、「中身は同じ」でも分母を変えたり掛け算をすることにより「多く感じたり」、「少なく感じたり」するから人間の心理とは不思議です。

英会話のレッスンも「10分900円」と聞く方が、「月7万円」と聞くほうが「安そう」です。

また、「『1秒』と『象』はどちらが大きいか?」と聞かれたら感覚的には後者が大きい感じがします。

しかし、当たり前ですが、時間と動物の大きさは本来比べることができないですから、答えとしては「比較不能」が正解です。

それでも感覚的にはやはり象が大きい気がします。

人間は無意識にそのスケールの平均と対象を比較してるのでしょう。

こんな感じで、人間が何かを大きいとか少ないとか感じる感覚は意外とテキトーだということですね。

自分が何かを購入したり判断する立場であれば、ここを自覚した上で感覚に騙されないようにしなければなりません。

また一方で、自分が相手にものを買わせたり営業をしたりする上では、極力単位を小さく小分けにしたりして「小さく(安く)見せる」のが肝要だと言えそうですね。