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「よく生きる」

自称辣腕経営者が人間や社会について淡々と語ります。代官山と港区海岸のタワマンに住んでいます。京大法学部在学中には有名予備校で講師をしていたので、外国語や教育について特に関心があります。

目的と手段

私はわりと合理的に人生の目的と手段を分けているタイプの人間ですが、冷静に考えてみると、「目的」と「手段」を厳格に分けるのは難しい。

例えば洋服が大好きな人間から見ると、洋服は防寒のため陰部を隠すための「手段」ではなく、自己表現のための「目的」でしょう。

語学や法律学がコミニケーションのためや紛争の解決のための「手段」であることは自明ですが、それらの勉強があまりに楽しくて「目的」になってるいる人もいるでしょう。

車も単なる移動「手段」として使ってる人もいれば、車が大好きで大好きで仕方ない人もいるでしょう。

車が大好きな人にとって、車は「目的」です。

人生における目的と手段というのは、なかなか明確に分けるものではないというところに、逆に人生の妙味を私は感じてしまいますね。

あまり目的手段思考が強すぎると、最終的にはとある事実に気づきます。

「人間最後に死ぬ以上、「死ぬ」という目的のために生きてるのではないか」という精神分裂病を引き起こしかねないアポリアに対峙することになるのです。