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「よく生きる」

自称辣腕経営者が人間や社会について淡々と語ります。代官山と港区海岸のタワマンに住んでいます。京大法学部在学中には有名予備校で講師をしていたので、外国語や教育について特に関心があります。

先入観について

私はたびたび「先入観を取り払って考えると」というフレーズを言います。

しかし、「先入観なし考える」ことがいつなんどきも正しいというわけではありません。

ルーマンの「複雑性の縮減」やリップマンの「ステレオタイプ」などに代表されるように、われわれは日常生活において、先入観を持って現象を眺めることにより「無駄なことを考えなくていい」メリットがあります。

私のように「ゼロから何でも考えてしまう」のは「社会的劣等生」であり、必ずしも褒められたことではありません。

あらかじめ社会が決めた規範を疑わずに皆が行動するからこそ、社会は回っているのです。

タクシー運転手やコンビニの店員が「そもそも仕事とはなんだろうか。なぜ私はこういった仕事をしてるのだろうか?」とゼロから考えてしまったら、革命が起きたりはしませんかね?笑

彼らが深く考えない従順な人間だからこそ、うまいこと社会は回っているのです。

やはり社会とはバランスで、「ゼロから考えてしまう」人間は偉いわけではなく、むしろ社会的劣等生なわけです。

私は小学生位から「宇宙の歴史は146億年らしいじゃないか。オイラがあと100年くらい生きたところでゴミみたいなもんだなぁ。どうせ死ぬのに毎日学校に行って宿題やってサッカーやって、、あぁ、なんか死なない方法ないかなぁ」なんてずっと考えてますけど、こんなことを考えてしまうのは社会的劣等生です。

何も考えずに親や教師が薦める進路や道に従える方がある意味幸せだと思います。

「先入観なしに考える」はプラスのイメージがする言葉ですが、別に考える必要がないならそれはそれで幸せな気がしてしまいますけど、ワシは。