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「よく生きる」

自称辣腕経営者が人間や社会について淡々と語ります。代官山と港区海岸のタワマンに住んでいます。京大法学部在学中には有名予備校で講師をしていたので、外国語や教育について特に関心があります。

ちょっと下を見下す心理

世の中には、「批判」や「主張」と見せかけてただ単に特定の対象を見下して悦に入る人間がいます。 他人を見下す、というのは極めて自然な心理状態ですが、結局これはつまるところ「自分を肯定したいから」生じる反応でしょう。 人を見下すことによって相対…

勝つために議論したい人

半分2つ前の記事の続きですが、私は基本的に他人と議論をすることが嫌いです。 その理由は単純で、「勝つための議論」、「マウンティングとしての議論」、「自分の優秀さを示すための議論」という「議論のための議論」で悦に入る人ばかりだからです。 ハーバ…

世の中の受験や学歴の話はなぜ滑っているか

私も元予備校講師で受験産業に従事していた人間なので、下ネタのように受験や学歴の話をしてしまいますが、私に限らず受験や学歴の話は都会のホワイトカラーの人間から見るとなかなかの関心事のようです。 これも結局、我々が生きている日本社会というのが知…

あらゆる言説は我田引水

世の中には無限とも言えるほど様々な「意見」や「言説」があります。 論文や新聞の社説、本といった「それっぽい」ものから、おしゃべりやブログといったレベルまで、様々な「意見」があります。 しかし、私から言わせると、そのほとんどは検証に値しないほ…

牛を殺しているから牛丼が食べられる

「われわれは100%死ぬのだ、という事実から目を背けてわれわれは生きている」というお話をこないだしました。 ハイデガーのダスマンですね。 ところで、社会が発展すればするほど分業が進展し、我々は太陽系の地球という惑星に生きている生物にすぎない、と…

嫌いな人は自分の鏡という事実

私の友人や知り合いが別の第三者を嫌っていて、その理由をよく聞くと、笑ってしまうことが非常に多い。 例えば「あの人はお嬢様で世間知らずだ」とAさんがBさんを批判したりしているわけですが、私のような第三者から見ると、AさんもBさんも「同じ穴のムジナ…

別に差別はいいのだ。ダメなのは、、

アメリカにいる斉藤君から最近聞いた話ですが、やはりアメリカでは人種差別というのが厳然と存在していて、白人はアジア人や黒人を腹の底では見下してるらしいのです。 我々は見下される側ですから良い気分ではないですが、私は基本的に感情レベルで差別や蔑…

なぜ社会は変わらないのか

我々の社会には様々な問題点があります。 誰がどう考えてもおかしいような制度は当たり前のように存在しています。 しかし、それでもこういった制度や慣習は一向になくなりません。 その理由は簡単で、現状の制度で勝っている人間はなかなかその既得権益を離…

ハイデガー

私がたびたび引用する哲学者ですが、マルティン・ハイデガーという人がいます。 もうなくなっておりますが、20世紀最大の哲学者と言われています。 原書の『存在と時間』は非常に難しいので、まずは解説本で齧るのもいいでしょう。 https://www.amazon.co.jp…

「自分の実力」という虚構

よく様々な文脈で、「それは実力ではないよ」という発言をする人がいます。 「それは本人ではなく事務所の力」 「それは本人の実力ではなく親の力」 「帰国子女は英語ができて有利だから受かったのは実力じゃないね」 etc しかし、私から言わせると、そもそ…

どこで承認されるか

今日たまたま松本くんという友人からコメントをいただきちょっと投稿のインスピレーションがわきました。 ひとつ前の投稿で、「承認をコントロールする」というお話をしましたが、基本的に人間の評価というのは相対的なものです。 その「相対的」という意味…

承認を計算しよう

人間の幸福と他者からの承認は、完全にイコールではないにせよかなりの程度相関があると思います。 われわれは広い意味では何かしらの承認を求めて生きています。 私がブログを書いているのもどこかで皆さんに認めて欲しいからでしょう。 もちろん純粋に人に…

命の次に大切なもの

このブログで何度か言ってる事ですが、私は命の次に大切なものは時間と健康だと思っています。 (というか命そのものが時間とも言えるので、「つぎ」という表現が適切かどうか分かりませんが。) 世の中にはなかなか本末転倒な働き方をしてる人がいて、老後…

活字は力なり

私が昔Facebookをやっていた時、よく私の投稿を気にいっていただいて「会ってください」といったコメントやメッセージを頂くことがありました。 しかし、私はほとんどのケースにおいて実際にお会いすることはありませんでした。 理由は単純で、おそらく私と…

もしこれがあったら

よく「○○さえあれば幸せになれるのに」と考える人がいます。 「年収があと200万円高ければ幸福になれるのに」 「もうちょっと身長が高ければモテる(し、それに従って幸福になれる)のに」 「スペックが高い男性と結婚すれば幸福になれるのに」 etc 私はこう…

メディアや表舞台には成功者しか出てこない

半分先程の続きですが。 よくベンチャーや起業で成功した人が夢やロマンを語ります。 「今は会社に頼る時代じゃないよ」と成功した起業家は吹聴します。 しかし、間違ってはいけないのですが、「事業に失敗した人」などは決してメディアや表舞台に出てくる事…

30年前の人気企業なんて?

よく言われてる話ですが、30年前に就職先人気ベスト10の企業のほとんどは今ベストテンにすら入っていませんし、存在してなかったりします。 この事実を持ってして「だから人気企業なんて行っても仕方ない」と判断する人がいます。 しかし、これはちょっと早…

外国語テストの限界

何度か言っていますが、私は昔予備校講師をやっていたので、今でもたまに英検やTOEICの問題をチェックしたりしますが、有り体に言うと英検もTOEICも「所詮テスト」という意味では限界があります。 (ちなみに私は英検1級ですから別に「できない僻み」で言っ…

寿命について

人間誰しもが「自分はいつまで生きられるんだろう」と考えるものです。 私はアラフォーなので、平均寿命であと40年位。 40年後にはAIや医療技術が発達してると考えると、ひょっとしたら大鏡よろしく200年ぐらい生きられるかもしれませんが、まぁ短い方を前提…

パンチラと幸福

下ネタですが。笑 パンチラについて考察しながら人間の幸福について論じたいと思います。 ふざけてるようでパンチラには人間の幸福に関する示唆的なお話が多々含まれています。 まず、定義ですが、パンチラとはスカートから女性の下着がチラリと見えることで…

自慢は情けないと言うけれど

今日たまたま読んだ本で モテる男性は自慢なんてしないし、社会的地位や年収等をわざわざ自慢するようなやつは大してモテない奴だ という意見を耳にしました。 まぁ私も半分ぐらいこういった意見には同意しますが、これも「程度問題」かなと思います。 確か…

年収に関する不都合な真実

ここ数日、年収と幸福度の話をしてきましたが、なぜ私が「すごくがんばって年収を上げる」ことの無意味さを説いているかというと、そもそもどれだけ努力をしても年収は上がらないからです。 これは皆さんもうすうす気づいている事かもしれませんが。 通常 年…

相対評価で幸せになろうと思っても、、

ここ数日、年収と幸福についていろいろ論じていますが、不幸な人生を歩むための鉄則というのがあります。 それは相対評価の土俵で幸せを得ようということです。 年収にせよ彼氏のスペックにせよ職歴や学歴にせよ、結局は相対評価の戦いですから「自分より上…

定量化のその先に

ビジネスでよく「定性的ではなく定量的に考えよ」というアドバイスを耳にします。 定量的とは文字通り数量化です。 「速い車」ではなく「時速120キロの車」「身長が高い」ではなく「身長180センチ以上」「頭の回転が速い」ではなく「IQ112以上」 etc 私も何…

ここ数回の記述の補足について

ここ数日間、一定以上から先は年収を増やしてもそこまで幸福度は上がらないし、あくせく働いて年収を増やしても仕方ない、といった趣旨のことを述べてきましたが、自己批判というかあえて自分の言ってることに反論します。 まず、こういう言い方も嫌な言い方…

お金を使ってる人、お金に使われている人

そこそこ所得が高い人が、「お金じゃないよ」みたいなことを言うと必ず「お金があるからそんなことが言えるんだ」と噛み付く人がいます。 これは半分正しく半分間違っています。 私はお金持ちも2種類のタイプがいると思っています。 端的に言えば、頭の良い…

可哀想な東京カレンダーの世界

※ここ直近の3つ、4つの投稿はシリーズ物のようにある程度中身的につながっていますので、時間がある人は前後の投稿も読んでください。 「年収500万円〜700万円以上から先は年収と幸福度なんて比例しないのだから、がんばって収入を増やすのは馬鹿げている」 …

Twitter新アカウントで始めました

ブログで書くほどではないちょっとした思いついたことについてつぶやきたいと思います。 アカウントは、Houzan2125 です。

持続する幸福とは何か

半分続きですが。 前の投稿をまとめると ・いくら年収を増やしても一定のラインから先は幸福度と関係ない ・それは人間はどんな状態にも慣れる動物だからだ ・ある程度年収が上がってくると、生活必需品や趣味とは別の「見栄張り代」の出費が多くなるが、「…

年収と幸福度2

前の投稿の続きですが。 「なぜ年収が上がっても幸福度が上がらないのか?」についてそのカラクリをさらに詳細に説明しましょう。 私の友人にはわりとお金持ちの人多いので、「金持ちの生態」について、私はある程度熟知しているつもりです。 私が、「年収が…

年収と幸福度

こないだ対数の話をしましたが、基本的に世の中には対数的な関係になってるものが非常に多いです。 私は「頑張って働いて年収を増やして幸せになろう」という考えに非常に懐疑的ですが、それは結局年収と幸福度の関係が対数的だからです。 私も年収250万円で…

勉強することのメタレベルでの意味

こないだ紹介しましたが、私は大学受験生や語学の学習者のために専用のブログも書いていますが、このブログで書いていることとやはりちょっと違うんですよね。 私は勉強や受験といった狭い了見を超えた「社会科学としての教育思想」というレベルでものを考え…

「いつか死ぬ」ではない

このブログをお読みの貴方はおいくつでしょうか? 50代の方から10代後半の方まで様々な方がいらっしゃると思います。 人によって「死」の捉え方も違うでしょう。 我々は頭の中で「自分はいずれ死ぬ」と思っていますが、死刑宣告や「余命○ヶ月」のように「○月…

ノーベル賞受賞者の出身校から言える事

私はたびたび勉強や受験の話をしますが、まぁ興味ない人はスルーしてほしいんですけど。 世の中には、受験学力等に対して非常に肯定的な人と非常に否定的な人の2パターンが非常に多いと思います。 結論から言うと私はその「間」なんですけど、受験学力と知的…

所詮みんなどこかで妥協して生きている

こないだ口の悪い医者が、「歯医者なんて医者になれなかった人間だろう」とバカにしていました。 よく「○○は××になれなかったから」という表現を使う人がいますが、少なくてもそういった社会的な序列に関して言えば、皆さん少なからず妥協しながら生きてると…

数字を越えたところに本物の世界がある

私は昔英語の講師をやっていたこともあって結構英語の先生の友達が多いのですが、こないだたまたまTOEICの話になり、 「TOEIC900点でTOEIC900点を目指して取れた人なんてあんまりいない」 と言われ、「確かにその通りだ」と納得しました。 ちょっと語学に疎…

理解にはレベルがある

「理解」という言葉があります。 何か物事がわかった時に使う表現です。 簡単なようでこの言葉はなかなか難しい。 私は昔から普通の人が理解できることが理解できないことが多々ありました。 ひょっとしたら自分は頭が悪いのではないかとずっと思っていまし…

学者様

先程のブログでお勧めしていた本にも書いてありましたが、やはり専門的な分野に関しては、学者(大学教授)が書いた本が圧倒的にオススメです。 なぜなのか? それはピアレビューの厳しさにあります。 私はブログや本を書いたりしてますが、残念ながらかなり…

自分の頭を信じるという事

今日たまたま非常に共感できる本に出会ったのですが、よくよく振り返って中身を考えてみると、そのほとんどは自分が今まで思ってきたこととかなり似ています。 なかなか良い本ですから、ご興味がある方はぜひお読みください。 しかし考えてみると、本やブロ…

『英語で読む高校世界史』

講談社からこんな面白い本が出版されました。 日本の高校世界史の教科書はとてつもなく優れていると言って良いでしょう。 高校の世界史が長期記憶になってるだけで(そんな人ほとんどいないので復習をしっかりしましょう)知識的には教養人と言えるレベルで…

デフォルトが低い場所にいると自己評価が甘くなる

人間は自分には甘い生き物です。 そういった意味で自己評価は難しい。 しかし、「他者評価」も気をつけないといけません。 周りのレベルが低いと、その他者評価もアテになりませんから。 例えば、「TOEIC700点」は漠然といいスコアでしょうか悪いスコアでし…

有名になるための必要条件

最近は電子書籍やブログなどで誰もが意見の発信をしやすくなりましたけど、その功罪として「玉石混淆」な情報が大量にウェブ上に出回っています。 誰もが情報発信できる時代だからこそ、皮肉なことに職歴や資格、学歴といった肩書は重要な意味を持っています…

身近な友人の死

ちょっと重い話なのですが、つい数日前に私のすごく仲良くしている友人が急逝しました。 会社を辞めて資格試験の勉強をしてる最中だったのですが、突然の心筋梗塞で朝起きていたらなくなっていたようです。 「どうせ死ぬとわかっていたら手段としての試験勉…

人生でどれだけお金が必要か

半分こないだの続きですが。 とにかくお金が欲しくて欲しくて仕方がない人が世の中には散見されます。 まぁ確かにお金があって困ることはないでしょうけど。 しかし、当たり前の話ですが、宝くじに当たったとか親がすごく金持ちとかじゃない限り、基本的に自…

人はなぜ写真を撮るか

私のブログをご購読の皆様ならお気づきのように、私のブログにはほとんど写真が出てきません。 というか、そもそも私は日常生活で写真というものをほとんど撮りません。 しかし、飲食店で食事をしていると、ここかしこで皆さん写真を撮っています。 私はやっ…

画一的な教育について

プロフィールにも書いてありますが、私は学生時代に予備校講師をしていましたから、日本の教育について非常に関心があります。 もちろん、どんぶり勘定で「肯定」や「否定」といった矮小化した言説は慎むべきですが、今日は少し日本の教育の否定的な面を強調…

結婚と結婚したい港区女子

東京の若い女の子と話していると、 この子は誰か好きな人と結婚したいというより「結婚と結婚したい」のではないか? と感じることがよくあります。 よく「来年中には結婚したい」といった「目標」を掲げる港区女子がいますが、好きな相手もいないの に「来…

なぜ美人と結婚しても男は浮気をするのか

平安時代から「浮気」にまつわる問題は人間社会につきものでした。 なぜ人は浮気をするのか? ところで、浮気にも場合分けが必要だと思うのですが、 単純にパートナーとの愛情が薄れ他に相手を探している場合 と パートナーと順調だけれども他の女性と夜を共…

難しいことをやさしく?

今日たまたま手に取った本で、「えらい大学の先生たちは、難しいことをやさしく説明している」と筆者が言っていました。 その本では、予備校の先生が、一般の読者向けに哲学や思想をわかりやすく説明しているわけですが、私は哲学や思想に関してあまりに一般…

自由についてのパラドックス

昨日たまたま読んでいた本なんですが これはなかなか示唆的な本です。 通常我々は、選択の自由が増すことを好ましいものだと思っています。 人類の歴史は自由を求めての闘争といっても過言ではありません。 フランス革命然り、アメリカ独立革命然り。 しかし…